こんにちは。京都オフィスの野間です。
今回は、前回ブログに引き続き、シェルパ京都オフィスの周辺スポットをご紹介します!
新風館
こちらも前回ブログの文椿ビルヂングと同じ大正時代に建てられた建造物で、シェルパ京都オフィスから歩いてすぐにあります。
「新風館」の前身は、1926年に竣工した「旧京都中央電話局」です。設計したのは逓信省技師の吉田鉄郎氏で、「東京中央郵便局」(現KITTE)や「大阪中央郵便局」で知られているそうです。「旧京都中央電話局」は、近代モダニズムの先駆者と呼ばれた吉田鉄郎氏の代表作として価値が認められ、1983年に京都市指定・登録文化財一号に登録されました。その後、英国の著名な建築家の手により商業施設として生まれ変わり、「新風館」と名を改めます。
2016年に一時閉館して再開発が行われ、2020年にホテルや映画館を備えた複合施設としてオープンし、現在に至ります。
学生の頃、新風館に「ask a giraffe」というカフェがあって、何回か行ったのを覚えています。分厚いパンケーキと、洗練された店内が印象的でした。
残念ながら思い出のカフェはなくなってしまいましたが、現在の新風館はさらにパワーアップしています。
なんといってもロの字型の建物中央にある個性的な中庭は、思わず魅入ってしまう美しさ。
名和晃平氏の彫刻作品も配置されており、目が癒されるスポットです。
ハイセンスなショップも多く、仕事終わりにぶらっと寄ったら楽しいですよ。
ちなみに私は先日「green bean to bar CHOCOLATE」で
オランジェットとマンディアンを買いました。もちろん一晩で完食です。
食べるのに夢中で写真は撮り忘れちゃいました….
頂法寺(六角堂)
最後はシェルパ京都オフィスから歩いて5分ほどのところにある頂法寺(通称六角堂)をご紹介します。
聖徳太子にゆかりのあるお寺で、昔から下町のお堂として「六角さん」の愛称で親しまれ、集会所や公民館のような機能も果たしていたそうです。
その名の通り、六角形のお堂が建っているのが特徴。
せっかくご紹介するので、出勤前にお参りして写真を撮ってきました(この日は雪!)
柱には千社札がびっしり貼られています、すごい!
実はこのお寺、生け花発祥の地でもあるんです。
六角堂にはかつて池があったことから、僧侶の住坊は「池坊」と呼ばれるようになりました。池坊と呼ばれる住職様が、仏前に供えるお花を色々と工夫したことから、室町時代の「いけばな」が成立したんだとか。
小さなお堂の奥には、なんと白鳥がいます!優雅過ぎて圧倒されてしまう…
敷地内にはかわいらしいお地蔵様が並んでいる一帯があるのですが、京都御所を守るために北を向いているんです(北向地蔵尊)!健気なお地蔵様です….!!
ちなみに六角堂の御朱印は、このような感じです。
デザインは5種類から選べる仕様となっています。
初めて六角堂の御朱印を頂いたのは2013年なので、9年越しになりますね、なんだか感慨深いです。
ちなみに学生時代からコツコツだらだらと集めてきた御朱印帳は、2冊目に突入しております。
ビジネス街やショッピングエリアの中にも、寺社仏閣が静かに佇んでいる風景は、京都ならではじゃないでしょうか。
以上、いかがだったでしょうか。
いずれも言わずもがなの有名スポットですが、私にとってとっておきの場所でしたので、あえてご紹介させて頂きました。
これからもいろんな視点でシェルパの魅力をお伝えして参りますので、よろしくお願いいたします^^