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3年ぶりの祇園祭!!


こんにちは。京都オフィスの野間です。

毎日、夏真っ盛りですね!そしてあっという間に7月も終わりかけています。

 

7月といえば…皆さん、わかりますよね?そう、祇園祭です!

 

京都、いえ、日本中が楽しみにしてる大祭、祇園祭。日本三大祭にも数えられていますね。

 

コロナ禍以降、3年ぶりの開催となった今年は、参加する方も、見に行かれる方も、かなり気合十分でした!シェルパのオフィスが入居しているKDX烏丸ビルの1階にある大垣書店でもだいぶ前から「3年ぶりの祇園祭を存分に楽しもう!」というテーマでたくさんの予習本が売られていました笑

 

私はといえば、大学生の頃に、一度だけ宵山と呼ばれる前夜祭みたいなものを見に行ったことがあります。そのときも、京都の古い街並みの中に、美しい山鉾が立ち並び、とても幻想的だった記憶があります。いつか本格的に(?)お祭りに参加してみたい..と思っていたのですが、なんとシェルパの京都オフィスは祇園祭のエリアのど真ん中にあるんです!

 

ということで、7月は祇園祭で徐々に盛り上がっていく街の様子を楽しみながら、働いていました♪

 

祇園祭って?

ところで、そもそも祇園祭とはなんなのでしょうか?

 

元々は平安時代前期(すごい!)に、当時流行した疫病を鎮めるために始まりました。

当時の国の数に合わせて66本の鉾を建てて悪霊を集め祓っていたものが、だんだん華やかになり、町の人々が祇園囃子(ばやし)とともに山鉾を出して市中練り歩くようになったそうです。

 

応仁の乱や第二次世界大戦で中断した時もありましたが、町の人々によって大切に守り継がれてきた…ということなんです。

戦争などがない限りは続けられてきただけに、コロナ禍で中断されて3年ぶりというのは、とても大きな意味がありますね。

1000年以上の歴史をブログで語るのは難しいので、ここからは、シェルパのメンバーが日常の中でお祭りを楽しんだ様子をお届けします!

 

シェルパメンバーの祇園祭

八坂神社のホームページを見てみると、7月1日~31日まで、長刀鉾町内一同が神事の無事を祈る儀式、神輿を神用水で清める儀式、稚児が八坂神社をお参りする儀式、山鉾が巡行する儀式(前祭/後祭り)…など、本当にほぼ毎日みっちりと神事や行事があるんです!

 

でもなんといっても祇園祭として多くの人がイメージするのは、宵山と、山鉾の巡行じゃないでしょうか?宵山(前夜祭)の日、仕事を終えて通用口から出ると、朝と打って変わってものすごい人出にびっくりしました!特に前祭の宵山では、夕方からオフィスの前の道路は歩行者天国になり、烏丸通を中心に沢山の出店が!

 

地域の飲食店も出店を出すなど、町が一体となってお祭りに参加している感じはとてもワクワクしました!

写真は、「函谷鉾(かんこほこ)」の見学をさせてもらった時に、鉾の保存会の建物から撮影したものです。ちなみに、私がハマっている「キングダム」という秦の始皇帝をテーマにした漫画に、「函谷関(かんこくかん)の戦い」というのが出てくるのですが、なんとその戦いに因んだ故事から生まれた鉾なんです!

ご縁を感じますね…笑

 

後祭では人出は前祭に比べると落ち着いていて、、鯉山、鈴鹿山、、など町単位で大事に保存してきた沢山の山鉾を直近で見ることができました!

 

そして、私が1番感激したのがこちら。

前祭の宵山の翌週、仕事中に、外から「チントンシャン♪」とお囃子がきこえてきたので、通りを覗いてみると、なんと、鷹山(たかやま)が!

 

後から知ったのですが、江戸時代に大火や水害で被害を受けてからお休みしていた山で、今年196年ぶりに巡行に復帰したのだそうです。歴史的瞬間に立ち会えてとっても感動しました!真松といわれる木の部分には、鷹らしき飾りが!粋ですね~~

「鷹」印のハッピ、かっこいいですね!

 

ちなみに夜は提灯がともってこんなに幻想的です。

 

祇園祭のアイテム

つづいて、アイテム紹介です。

こちらは、社長が「家にまだない人はもらってええで~~」と買ってきてくれた、

黒主山(くろぬしやま)の粽(ちまき)です。

 

祇園祭では、山鉾ごとに粽(ちまき)と呼ばれるお守りがあり、毎年それぞれ「推し」の山鉾をの粽を買い求めることができます!社長の「推し」である黒主山の粽は、動画チームのメンバーがありがたく頂戴しました。他の粽と比べてシックな色合いでありながら、お花の飾りもついていてオシャレです!

 

ちなみに我が家の粽(ちまき)は、さきほどの函谷鉾のものです。

 

そしてこちらは八幡山(はちまんやま)のアイテム、鳩の土鈴です。

膨らんだ姿がカワイイーッッ!!

こちらも祇園祭を熟知した社長がピンクと白の鳩さんを買ってきてくれたのですが、それぞれぬまこさんと野間でありがたくいただきました。フォルムがなんともいえないです。

 

こちらは山鉾に使われていたありがたいアイテムです!ある朝オフィスに出勤すると、近くのビルに鈴鹿山(すずかやま)の真松が「ご自由にお持ちください」の張り紙とともに置いてありました!持って帰れないので泣く泣くあきらめたのですが、ご利益ありそうですね…

 

このように、7月の間はいろんなところで祇園祭を味わえるんです!お祭りで活気あふれるなか働くのも楽しいですし、日々の生活の中で祇園祭の気配を感じられるのはほんとにワクワクしますね!

 

来年を楽しみに、「推し」の山鉾を探したりなどしてみようと思います。

ではまた次回のブログでお会いしましょう~~

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