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浮世絵「摺り」体験をしてきました!


シェルパブログをご覧の皆さま、お久しぶりです!
経営企画チームで経理・採用を担当しているツカダです。

前回の登場から少し日が空きましたが、ブログ担当の順番が回ってきましたので
今回も私の趣味を皆さまにご紹介できればと思います。

 

 

先日大阪観光に行く機会があり、大阪の上方浮世絵館で「浮世絵刷り体験」をしてきました!
ツカダの趣味は浮世絵を見ることなのかな?と思った方……残念!不正解です!

 

実は私の趣味は色々な「体験イベント」に参加することなのです!
今回の浮世絵体験もとても楽しかったので、どんな様子だったかお伝えしていこうと思います。

 

まず私が最初に驚いたのは浮世絵が「版画」ということです。
恥ずかしながら、体験イベントに参加して初めて知ったのでとても驚きました!

 

浮世絵は「絵師」「彫師」「摺師」の共同作業で作っていくそうで、今回は「摺師」として摺り体験を行いました。
「摺師」とは、色を乗せた版を紙に摺る職人のことです。

 

絵柄は歌舞伎の化粧として知られる隈取の「弁慶」と「景清」の
2種類から選ぶことができて、私は「弁慶」を選びました!

まずは選んだ木版に顔料を伸ばします。

こんなに付けていいのかな?というくらいドバドバとつけたら、

木版の隅にある出っ張りに紙の隅を合わせて、いよいよ紙に色付けです!

 

ちなみにこの木版の隅にある出っ張りのことを「見当(けんとう)」といいます。
この「見当」に紙を合わせることで、複数枚の木版で色付けをしても途中で絵柄がズレないようになっています。

この「見当」に紙を合わせて摺り作業を行っていくことから、
物事を大体こうだろう、と予想をたてることを「見当をつける」と言うようになったそうです!

 

普段使う言葉がこうやって作られてたんだとわかると、浮世絵もなんだか身近な存在に感じますね。

 

木版に紙をこすって・・・・

 

摺り終わった状態がこんな感じです!
この段階では全く絵柄が想像できませんね。

次の絵柄の木版を変えて、摺りを重ねるとこんな感じです!
だんだん絵柄がわかってきました。

 

ここでも豆知識ですが、浮世絵の版画は上下を反転させて摺っていくので、
この写真も今の段階では逆さまのままです!

反転させる理由は……わかりません…(笑)
もし知ってる方がいればぜひ教えていただきたいです!

 

 

3枚目の木版で最後です。
そして完成したのがこちら!
弁慶の顔の浮世絵です!

 

初めてにしては上手くできたんじゃないかな思います!

細かいところに色を付けるのはとても難しい作業になるそうで、
私の完成形でも「上方浮世絵館」の文字がうまく摺れてないですね。

 

こうやって体験をしてみると、普段目にする浮世絵がどれだけすごい技術で作成されているかがよくわかります。
改めて日本文化の面白さを感じるとても良い機会になりました!

 

次は蝶矢の梅酒作りに行ってみようと思っています!!

 

少し長くなりましたが、今回のブログ記事は以上です。

また次回お会いしましょう!

 

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